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ジャスティン・ティンバーレイク、ブリトニー・スピアーズとジャネット・ジャクソンに謝罪

(2021年2月13日13:45)

ジャスティン・ティンバーレイク、ブリトニー・スピアーズとジャネット・ジャクソンに謝罪
(ブリトニー㊧とジャネット㊨に謝罪したティンバーレーク㊥)

ジャスティン・ティンバーレイク(40)が元恋人のブリトニー・スピアーズ(39)とジャネット・ジャクソン(54)への異例の謝罪文を自身のイスタグラムで発表した。スピアーズのドキュメンタリー映画が公開され、過去にティンバーレイクとの破局をめぐってスピアーズが浮気したと悪者にされたことが明かされ、ブリトニーのファンらからティンバーレイクに批判が集まっていた。またジャネットとは2004年のスーパーボウルでの共演をめぐる騒動について謝罪した。

米紙ニューヨーク・ポスト(電子版)によると、最近公開されたブリトニーのドキュメンタリー映画 「フレーミング・ブリトニー・スピアーズ 」で、2000年ごろ交際していた2人が破局したときに、スピアーズが浮気したことが原因とされ悪者にされたことがありスピアーズが深く傷ついたことなどが取り上げられた。

当時リリースされたティンバーレイクの「Cry Me A River」のミュージック・ビデオでは、スピアーズが彼を裏切り彼の心を壊したという物語を押し付けたという。当時振り付け師のウェイド・ロブソンとの”浮気“がタブロイド紙に報じられた。2003年のダイアン・ソーヤーのインタビューでスピアーズはこのことを聞かれて涙を流したという。そのビデオが「フレーミング・ブリトニース・ピアーズ」で再び公開されスピアーズのファンらの批判がティンバーレイクに集まっていたという。

これを受けてティンバーレイクは12日(現地時間)、インスタグラムに長文の謝罪声明を発表した。「メッセージやタグ、コメント、心配を見ましたが、それに応えたいと思います。私の人生の中で、私の行動が問題起こしたり、不適切なことを言ったり、正しいことを言わなかったりしたことを深く後悔しています。私はそうしたときに裏切り、そして女性蔑視と人種差別を容認するシステムの利益を受けていたことを理解しています」とした上で「特にブリトニー・スピアーズとジャネット・ジャクソンに謝罪します。これらの女性に対して気遣い尊敬しており、私が間違っていたからです」と2人の名前を挙げて謝罪した。「また、関係者全員がより良くなるべきであり、最も重要なのは、これが私が心から参加し、そこから成長したいと思うより大きな会話であるため、ある程度私は応えなければならないと感じています」としている。

さらに「業界には欠点があります。男性特に白人男性優位で、成功するような仕組みになっています。特権のある地位にいる男性として声を上げるべきでした。私の無知のために私の人生の中でそうしたことが起きていることに気が付きませんでした。しかし他の人を引き下げることで利益を得ようとすることは2度としません」と決意を語った。

そして「私のキャリアの中でこれらすべてのことに完ぺきではありませんでした。この謝罪は第一歩であり過去の罪が赦されたわけではありません。私は私自身の過ちに対して説明責任を負いたいと思います。そして向上し支援する世界の一部分になりたいと思います。愛する人や愛した人の幸福を深く気にかけます。私はより良くなることができるしそうしたいと思います」と締めくくった。

■ジャネットには共演中の”ポロリ騒動”をめぐって謝罪

一方、ジャネットのファンは、2004年のスーパーボウルのパフォーマンスでティンバーレイクと共演したときに、ジャネットのバストの片方が露出するハプニングがあり騒動になった時に、ジャネットを裏切ったと非難している。2006年、ティンバーレイクはMTVにのインタビューで「もしあなたが(騒動の責任が)フィフティフィフティと考えているのなら、私の責任はおそらく10パーセントだと思う。アメリカは女性に厳しいし、人種に対して不当に厳しいと思う」と語っていた。同年、ジャネットは、ティンバーレイクが彼女をさらし者にしたと信じているとTV司会者のオプラ・ウインフリーに語ったという。

いずれにしたも「この謝罪は第一歩」だと語り、謙虚さや誠実さが伝わるティンバーレイクの謝罪コメントは、女性蔑視発言で辞任したわが国の某会長も大いに見習ってほしいものだ。