テイラー・スウィフト、全米ツアーのチケット販売停止に怒る「ミスが起こるのをただ見ているのは耐え難いこと」

(2022年11 月19日12:15)

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テイラー・スウィフト(Instagram/@taylorswift)

テイラー・スウィフト(33)の全米ツアーの先行予約に35億件の申し込みが殺到してシステム障害が起きたため、一般販売が中止された騒動で、スウィフトは「ミスが起こるのをただ見ているのは耐え難いことです」などと自身のインスタグラムでコメントを発表した。

米紙ニューヨーク・ポスト(電子版)によると、スウィフトは、チケットマスターが全米ツアーのチケットの一般販売を中止したことを受けて口を開いた。

「私がファンをとても大切にしているのは言うまでもないことです。何十年も一緒にやってきて、何年もの間、私のキャリアの多くの要素として持ち込んできたわ」としたうえで 「私は、私と同じようにファンのことを考える私のチームと一緒に行うことで、ファンの経験の質を向上させるために、これを特別に行いました。このような関係や忠誠心を持つ外部の団体を信頼することは本当に難しいし、何の手立てもなくミスが起こるのをただ見ているのは耐え難いことです」と胸中を吐露した。

スウィフトは、ファンが「チケットを手に入れるのにとても苦労したのには多くの理由があった」とし、「この悲惨な状況を今後どのように改善していくか考える」としている。

「今回の需要に対応できるかどうか、何度も問い合わせたところ、対応できると断言された」と明かし「誰に対しても言い訳をするつもりはありません」としている。さらに「240万人がチケットを手に入れたのは本当にすごいことだけど、その多くがチケットを手に入れるために何度も熊に襲われたように感じているのは本当に腹が立つわ」と怒りをあらわにした。「チケットを手に入れることができなかったファンたちと集うより多くの機会を提供したい」としている。

スウィフトの全米ツアー「Erasツアー」は18日から一般販売が予定されていたが、先行発売の初日に35億件もの申し込みがありシステム障害が発生したため、一般販売でも同様の混乱が予想されるとして、急きょ、チケット販売が中止された。ネット上で不正購入の動きがあった可能性を指摘する報道もあり、チケットの転売サイトでは、すでに300万円を超える値段で売り出されるなど混乱が起きているという。

10月に発売されたスウィフトの最新アルバム「ミッドナイツ」は、収録曲がビルボードの上位10曲を独占する史上初の快挙を達成。その販売と合わせて全米ツアーが発表された。 ツアーは来年3月17日にアリゾナ州グレンデールで開幕。チケットは、1枚49ドル(約6900円)から449ドル(約6万3000円)だが、チケット転売サイトでは、最高で2万2000ドル(約309万円)に高騰しているという。一部のファンは、チケット発売開始後、チケットマスターの販売サイトへのアクセスに8時間かかった挙句に販売中止を知らされたという。

チケットマスター17日(現地時間)に販売中止を発表し、コンサートのチケットを確保できなかった多くのスウィフティーを打ちのめしたという。「チケットシステムへの需要が非常に高く、その需要に見合うだけのチケット在庫が残っていないため、明日のテイラー・スウィフト「The Eras Tour」の一般発売はキャンセルされました」とツイートで発表した。チケットマスターは、今回の騒動でファンらから批判を浴びているという。