ティモシー・シャラメ、ボブ・ディランの伝記映画でディランになりきる

ティモシー・シャラメが、ボブ・ディランの伝記映画「A Complete Unknown（原題）」の撮影現場で、伝説のシンガーソングライターになり切っているのが目撃された。

米TMZによると、シャラメは日米で大ヒット中の「デュ―ン 砂の惑星PART2」に続き、ディランの伝記映画の撮影に取り組んでおり、17日（現地時間）にニューヨークで、スカーフ、キャップ、リュックサックを背負い、ギターを手に持ち、グラミー賞を10回受賞したボブ・ディランになり切っていたという。別の日には、コーヒーを片手に道端に現れるシーンも撮影され、完璧にディランを再現していたという。

シャラメはルックスだけで勝負するような俳優ではなく、役作りのために、しばらく前からギターのレッスンを受けている。作曲界のレジェンド、ハンス・ジマーもシャラメの音楽的才能を絶賛しているという。同作には1965年のニューポート・フォークフェスティバルで、若きボブ・ディランがエレキギターを使いフォークミュージック・シーン衣装芸を与えたシーンも登場するという。

シャラメのほかにディランの若いころの恋人シルヴィ・ルッソ役にエル・ファニング、ピート・シーガー役にエドワート・ノートン、ジョーン・バエズ役にモニカ・バルバロなどのキャスト。
監督は,、アンジェリーナ・ジョリー主演の「17歳のカルテ」（99）、リース・ウィザースプーンがアカデミー賞主演女優賞を受賞した「ウォーク・ザ・ライン／君につづく道」（05）、ヒュー・ジャックマン主演の「LOGAN／ローガン」（17）、「グレイテスト・ショーマン」（71）、ハリソン・フォード主演の「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」（23）など数多くのヒット作を手掛けているジェームズ・マンゴールド。

「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」（23）、そして全世界で5億ドル（約745億円）の興行収入を記録している「デュ―ン 砂の惑星PART2」に続いてシャラメのボブ・ディランが注目される。