ブラッド・ピット、恋人のイネス・デ・ラモンとベネチアに到着　ジョージ・クルーに夫妻とダブルデートも

英紙サン（電子版）によると、「ウルフルズ」の記者会見で、ニューヨーク・タイムズ紙がピットとクルーニーが、同作でともに3500万ドル（約51億円）という巨額の報酬を得たと報じたことについての質問が出たという。クルーニーは、「報道されたものよりも何百万、何千万、何億ドルも少ないよ。もしそれが標準的なギャラだと思われているのだとしたら、僕らの業界にとって良くないことだと思うからそう言っているんだ。映画を作ることが不可能になる」と報道を否定した。

同作は9月20に北米で拡大公開され、日本でも同時に公開される予定だったが中止され、9月20日よりアメリカで劇場で限定公開され、9月27日からApple TV+で配信される事になった。クルーニーは、「もちろんガッカリだけど、その一方で、たくさんの人がこの映画を観に行くし、数百の映画館で公開されるんだ。でも、ワイド・リリース（全世界で劇場公開）の方が良かったかもね」と語った。

同作は、ピットとクルーニーが演じる事件のもみ消し屋が偶然同じ事件で遭遇するクライム・コメデイ。トム・ホランド主演の「スパイダーマン」シリーズのジョン・ワッツが監督を務めた。

一方、ピットと主演映画「マリア」で映画祭に参加した元妻アンジェリーナ・ジョリーの”ニアミス”が懸念されていたが、映画祭の芸術監督アルベルト・バルベラは、ピットとジョリーが出くわす可能性を避けるためにスケジュールを組んだことを明らかにした。ジョリーは初日の8月29日に到着してパブロ・ラライン監督らと「マリア」のプレミアに出席し、その後米コロラド州で開催される映画祭に出席するために帰国した。