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雨上がり決死隊が解散 蛍原が4月に申し入れ「気持ちにズレが生じた」
(2021年8月18日11:15)

お笑いコンビ、雨上がり決死隊の宮迫博之(51)と蛍原徹(53)が17日、コンビ解散を発表した。吉本興業公式YouTubeチャンネルとABEMAで「アメトーク 特別編 雨上がり決死隊解散報告会」を配信して解散を発表し経緯などを説明した。2019年6月に発覚した宮迫の闇営業問題以来、コンビでの活動は休止していたが、昨年1月に宮迫が単独でYouTubeを始めたことで亀裂が生じたといわれ、コンビ復活は実現せず解散となった。
特番では蛍原が「雨上がり決死隊、平成元年にコンビ結成いたしまして約32年たちましたが、本日をもちましてコンビを解散いたします」と報告して2人で頭を下げた。
「一昨年宮迫さんが闇営業問題ということがありまして、そこから約2年間、コンビの活動は全くなく、それぞれバラバラに1人ずつやってきました。その中でですね、やっぱり僕的にですね、宮迫さんに対する気持ちがちょっとずつズレが生じてきたかなと正直思います」と蛍原。
「もちろん最初はですね、コンビで戻ってきて2人で何とかもう1回復帰したいと思っていました」という。だが「宮迫さんがYouTubeをやり始めたぐらいから、個人個人の価値観なり方向性なりがあるもんで、僕と宮迫さんの価値観、方向性(の違い)がやっぱりどうも大きくなってきたような気がします。苦しいなしんどいなあとずーっと思ってました」と胸中を明かした。宮迫は昨年1月に公式YouTube「宮迫ですッ」を解説して140万人が登録する人気ユーチューバーになっている。
「しっかり反省した後は、舞台からちょっとずつ地道にやっていけたらいいと思ってました。年が明けてYouTubeやると聞いて、その時期にやるということ自体が疑問でした。一番疑問やったのが始めた時期。『雨上がり決死隊』という屋号を外した方がすっきりすると思った」と語った。
宮迫は「細かい気持ちを伝えれていなかった。大人しく反省してたらよかったのかもしれないけど、一番アカンことを考えてしまって。説明できないままに始めてしまったのは完全な僕のミス」と釈明した。そして「コンビとして何か決めるときに、僕がこうしようというと、それに蛍さんはついてきてくれるところがあったんで。今回のことに関しても逐一説明するべきやったと思うんですけど、そういうところの僕のいたらなさが、そういうズレを産んでしまった」と語った。
そして「長い付き合いだからわかるんですよ。すごいつらそうな顔しているときがあるんです。それを見ているときに、あ、とんでもないつらい思いをさせてるんだなというのがあったんで、4月にコンビ解散といわれた時に最初はもちろんびっくりしたし、何とかならないかという話もしたんですけど、いろいろ話を聞いていくうちに、これ以上迷惑と辛さを強いるのは違うのかなというのがあったので受け入れることにしました」と解散を承諾したときの気持ちを明かした。
「ケンカ別れとかじゃないですよ」と宮迫が言うと「フラれたとか言わない方がいい」と蛍原。宮迫は「フラれたとかやめてほしいねん」と言い「熟年離婚みたいなことですかね嫌いとかじゃないけど一緒に住めないみたいな」と説明。蛍原も「ケンカして辞めたらあみたいなことは本当にない」と語った。
最後は宮迫が「32年間ありがとうございました!」と言って名物だったドロップキックを蛍原に見舞い、蛍原が「本当にみなさんありがとうございました」と言いい2人で頭を下げて締めくくった。
コンビ解散に伴い「雨上がり決死隊のトーーク番組アメトーク!」(木曜午後11時15分、テレビ朝日系)はコンビ名を取って「アメトーーク!」として再スタートする。蛍原とゲストMC1人で進行するという。