東京国際映画祭が「ウクライナ・ロシア情勢に関する声明」発表

(2022年3月12日21:15)

東京国際映画祭が「ウクライナ・ロシア情勢に関する声明」発表
東京国際映画祭のロゴ

東京国際映画祭が12日までに「ウクライナ・ロシア情勢に関する声明」を発表した。ロシア軍によるウクライナ侵攻が激化する中「一刻も早く現在の危機が平和的に解決されることを強く望みます」と訴えた。

■「ウクライナ・ロシア情勢に関する声明」全文

私たちは、今回の事態により人々の生活や、映画を始めとする豊かな文化が危機にさらされていることを深く憂慮しています。
 映画を通じて国際友好と文化の増進に寄与することを目的とする東京国際映画祭としては、危機にさらされているすべての人々の苦難に寄り添い、それらの人々が生み出す映画と芸術を国境を越えて支援していきたいと考えます。
 そのために私たちは、一刻も早く現在の危機が平和的に解決されることを強く望みます。  そして、本年の第35回東京国際映画祭(10月24日(月)~11月2日(火))に向けて、私たちとしてとるべき方策を検討してまいります。
東京国際映画祭

【東京国際映画祭で最近上映されたウクライナ映画】

東京国際映画祭が「ウクライナ・ロシア情勢に関する声明」発表
「アトランティス」(東京国際映画祭事務局提供)

2019年:『アトランティス』(ヴァレンチン・ヴァシャノヴィチ監督/審査員特別賞受賞)
2019年:『異端の鳥』(ヴァーツラフ・マルホウル監督/2019年上映時のタイトルは『ペインテッド・バード』。チェコ、スロバキアとの合作)

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