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市川猿之助出演映画「劇場版 緊急取調室THE FINAL」が公開延期
(2023年6月2日11:45)

5月18日に自宅で倒れて救急搬送され、両親が死亡した歌舞伎俳優市川猿之助(47)が出演する映画「劇場版 緊急取調室THE FINAL」(常廣丈太監督)が公開延期になった。配給の東宝が1日、発表した。「総合的判断」だという。猿之助をめぐっては両親が死亡した経緯から「自殺ほう助」で立件される可能性も取りざたされている。
同作の製作委員会と配給の東宝は文書で「総合的な判断により、公開を延期させていただく事になりました」と明らかにした。また同作の公式サイトでも、公開延期を発表し「公開を心待ちにしていただいていた皆様、また出演していただいた皆様や制作スタッフならびに関係者の皆様に、深くお詫び申し上げます」と謝罪した。公開に関する情報や、各種前売り券の取り扱いについては決まり次第、同作の公式サイトで発表するという。
猿之助は主演の天海祐希(55)らが演じている警視庁捜査一課の緊急取調室が対決する内閣総理大臣という重要な役を演じていた。
同ドラマを放送ぢて来たテレビ朝日では映画公開に合わせてスペシャルドラマを放送する予定だったが、ドラマも延期されたという。
猿之助は5月18日に、東京・目黒区の自宅の半地下の自室で意識朦朧とした状態で発見され、緊急搬送されたが命に別状はなかった。自宅2階にいた父親の市川段四郎さん(76)と母親の喜熨斗延子さん(75)は死亡し、司法解剖の結果、死因は向精神薬中毒の疑いと発表された。
警視庁の事情聴取に猿之助は「死んで生まれ変わろうと家族で話し合い、両親が睡眠薬を飲んだ」などと話し、一家心中を図ったとみられているが、、最初に自死を言い出したのは誰なのか、両親は自ら大量の睡眠薬を飲んだのか、2人には布団が掛けられてたというが、自分で掛けたのか、それとも別のものが掛けたのか。また18日発売の「女性セブン」が猿之助の「セクハラ・パワハラ疑惑」を報じたことと関係はあるのかなど謎も残されていた。
そうしたなか、1日発売の「週刊文春」は、警視庁が猿之助を、両親の自殺を手助けした自殺ほう助で立件する可能性を報じるなど、猿之助の一家心中が新たな局面を迎える可能性があり、そうした犯罪性が浮上してきた事情も今回の「劇場版 緊急取調室THE FINAL」の公開延期の要因になった可能性があるとみられる。
いずれにしても、今後の猿之助と警視庁のリアルな”取調べ”の成り行きが注目される。
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