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市川猿之助、両親への自殺ほう助罪で起訴 原宿署から保釈へ
(2023年7月28日20:30)

東京地検は28日、歌舞伎俳優の市川猿之助(本名・喜熨斗孝彦)容疑者(47)を、両親の自殺を手助けした罪で起訴した。同日、猿之助被告の代理人が保釈を申請。東京地裁が認めれば近日中に保釈される見通しとなった。
猿之助被告は5月17日東京・目黒区の自宅で5月17日から18日午前に、父親で歌舞伎俳優の市川段四郎(本名・喜熨斗弘之=当時76)さんと母親の喜熨斗延子さん(当時75)に睡眠薬を服用させるなどして、自殺を手助けした罪に問われた。
猿之助容疑者は6月27日、母親の自殺ほう助容疑で逮捕され、18日には父親の自殺ほう助容疑で再逮捕されていた。
猿之助被告は5月18日に、東京・目黒区の自宅の半地下の自室で意識朦朧とした状態で発見され、自宅2階にいた父親の市川段四郎さんと母親の喜熨斗延子さんは死亡し、司法解剖の結果、死因は向精神薬中毒の疑いと発表された。
5月18日に猿之助容疑者のパワハラやセクハラ疑惑を週刊誌が報じており、猿之助容疑者は「私の関する記事が週刊誌に掲載されることを両親に話したところ、家族3人で次の世界へ行こうとなった」、「両親が自殺する手助けをしたのは間違いない。私も両親の後を追って自殺するつもりだった」と供述し、一家心中を図ったとみられていた。
段四郎さんは寝たきりの状態だったとも報じられ、自殺する意思表明があったのかが焦点となっていたが、段四郎さんにも自殺する意思があったと判断したとみられ、両親の自殺を手助けした罪での起訴となった。
猿之助起訴を受けて、代理人弁護士は同日保釈を申請した。東京地裁が、証拠隠滅や逃亡の恐れがないと判断して保釈を認めれば、保釈保証金が設定され、納入すれば約1か月ぶりに保釈となり、警視庁原宿署を出るときに猿之助被告が何を語るのか注目される。
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