ラミ・マレック「BOND25」の悪役出演は条件付きだった 「テロリスト役なら出演しない」

(2019年7月4日)

「ボヘミアン・ラプソディ」でアカデミー賞主演男優賞を受賞するなど大ブレイクしたラミ・マレック(38)が、「007」シリーズの最新作「BOND25」に悪役で出演することが決まったが、出演に当たって条件を出していたという。

ラミックは、英紙「デイリー・ミラー」(電子版)のインタビューで、ダニエル・クレイグ(51)がジェームズ・ボンドを演じるのはこれが最後といわれている「BOND25」(2020年4月公開)に悪役で出演するにあたって、キャリー・フクナガ監督に条件を出したことを明かした。

「『イデオロギーや宗教に基づくテロリストの演技はしない』といったんだ。それは楽しませるものじゃないし、もしあなたがそれを選択するなら僕は(キャストから)外してくれ』といった」とマレック。

悪役といっても、イスラム過激派のテロリストのような役なら断るといったという。「でも監督が考えていたのはテロリストのようなものとは全く違う役だった」ので引き受けたという。

マレックはロサンゼルスで生まれアメリカで育ったが、両親はエジプト人で、キリスト教系のオプト教の信者でマレックも同教の信者だという。それだけにイスラム過激派のテロリストは役としても演じないと決めているようだ。

ラミが演じる悪役の詳細は明かされていないが、「ボヘミアン・ラプソディ」でクイーンのフレディ・マーキュリーを熱演して観客を魅了したマレックが、次回作の「BOND25]でどんな演技を見せるのか注目だ。

同作で、シリーズ76人目のボンドガールに抜擢された女優アナ・デ・アルマス(31)(下の写真の左から2人目)は、ジェームズ・ボンド役のダニエル・クレイグを囲んでほかの出演者らと撮影した写真を自身のインスタグラムに投稿して「とても興奮している。ついにこのニュースをシェアすることが出来た!!!素晴らしい才能のアーティストたちと一緒に仕事ができてとてもハッピー」などとキャプションをつけた。

「BONDO25」は4月から撮影がスタート。先月、クレイグが撮影中に足首を骨折するアクシデントがあり手術受けてリハビリを行っていたが、その間も撮影は行われており予定通り来年4月に公開されるという。