Plusalphatodayツイッター

マリリン・モンローが死の数時間前に脅迫電話
「記者会見してケネディ兄弟との関係を公表する」

(2019年10月10日)

マリリン・モンローとケネディ大統領
マリリン・モンローとケネディ大統領(インスタグラムから)

1962年8月5日、35歳で謎の死を遂げた”永遠のセックスシンボル”マリリン・モンローの死の真相を追跡する米ポッドキャスト「The Killing of Marilyn Monroe」シリーズの第8エピソードで、モンローが死の数時間前にジョン・F・ケネディ大統領と弟のロバート・ケネディ司法長官(下の写真㊨=インスタグラムから)に対して報復すると電話で脅迫していたとの証言が公開されて新たな波紋を広げている。

同番組によると、モンローはケネディ兄弟の社会的評判を崩壊させることを計画していたという。モンローはケネディ兄弟が自分たちの社会的なイメージを守るために、モンローとの関係を終わらせてしまった事に激怒したという。

モンローはケネディ兄弟に復讐するために、ケネディ大統領の妹パトリシアと結婚した俳優のピーター・ローフォードに不吉なメッセージを託したという。ローフォードはモンローをケネディ大統領に紹介した人物といわれる。

伝記作家のロイス・バーナーは同番組で「モンローは次の月曜日(8月6日)に記者会見を開くことを計画していた。そこでケネディ兄弟が彼女に何をしたかを暴露するつもりだった」と同番組で重大証言した。

伝記作家のダンフォース・プリンスは、モンローはローフォードに「もし彼が私のところに飛んできて話し合いをしないなら、月曜の朝の記者会見で私が言うことを聞くことになる、と彼にいなさい」と告げたと指摘した。

モンローはローフォードに「それはジャック(ケネディ大統領)の再選につながるようなものじゃないけど、世界中の(新聞記事の)見出しになるわよ」と脅したという。

モンローはもしロバート・ケネディ司法長官が1962年8月4日午後6時に私の家に1人で来なかったら、月曜日(6日)の私の記者会見を見ることになると話したという。
さらにモンローは「ホワイトハウスに行ってジャックにも言って。彼が忙しいのは知っているけど私を見る時間はあるはず。私は目もくらむような姿で会うことを計画しているから」とも話したという。

これを聞いたケネディ兄弟は「彼女を監視してくれ。彼女は自制心を失っていて、国家秘密をべらべらしゃべるだろう」といったという。

そして8月5日、ロサンゼルス郊外のブレントウッドにある自宅の寝室でモンローが全裸で死んでいるのを家政婦が発見。8月6日のモンローの記者会見が開かれることはなかった。睡眠薬の過剰摂取による自殺と発表されたが「他殺説」は根強く残っている。仮にモンローが”口封じ“のために殺害されたのだとしたら、だれがどのように殺害したのか?真相究明の成り行きが注目される。