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マリリン・モンローはマフィアに殺された 他殺説に新証言

(2019年10月25日)

マリリン・モンローの謎の真相を追跡する米ポッドキャストのシリーズは「モンローはマフィアに殺された」とする専門家の証言を報じた。クロロフォルムを染み込ませた布や注射器が使われたという。モンロー他殺説の具体的内容を伝えたものとして注目される。

米芸能サイト「レーダーオンライン」によると、1962年8月5日、36歳の若さで謎の死を遂げた“永遠のセックスシンボル”モンローの「他殺説」を追跡する「The Killing of Marilyn Monroe」シリーズの第10エピソードで、モンローはマフィアに殺害されたという重大証言を伝えた。

伝記作家のダンフォース・プリンスは、マフィアのジョニー・ロズリーと2人のヒットマンが米カリフォルニア州ブレントウッドにあるモンロー邸に侵入してベッドルームでモンローを殺害したと証言した。「彼らの中の1人がバッグからクロロフォルムを染み込ませた手ぬぐいを取り出して、彼女の鼻と口を覆い彼女は抵抗できなくなった」という。そして注射器で調合した致命的な毒物をモンローの体内に投与したとしている。

このプリンス氏の仮説はモンローの死の真相を20年間追い続けた著述家ダーゥイン・ポーターの捜査に基づくものだという。

一方、歴史家のビル・バーンズは「CIAが殺害」説を唱えているという。「モンローは彼らにとって口止めするか街から出て行かせるかまたは取り除かなければならない脅威になっていた」という。モンローはケネディ大統領と弟の司法長官ロバート・ケネディと不倫関係にあり、そのことを世間に公表しなければ大統領から聞いた国家機密を明らかにすると脅していたともいわれる。ロサンゼルス郡の検視局は当時モンローの死を睡眠薬の過剰摂取による「自殺の可能性」と発表したが、他殺説が根強く取りざたされていた。