ラッパーのリル・パンプがトランプ大統領を支持　バイデン候補の税制案を非難

米紙ニューヨーク・ポスト(電子版)によると、リル・ポンプはインスタグラムのストーリーズに動画を投稿して「トランプ2020だビッチ」 と1700万人のフォロワーにトランプ支持を訴えて。「F--k バイデンのために余分な33の税金を払っているよう思える。F--k寝ぼけたジョー」と語った。「寝ぼけたジョー」はトランプ大統領がバイデン候補をからかって付けた呼び名。ポンプはさらに、トランプ氏と握手している写真をインスタグラムに投稿して「トランプと会った日#trump202022020 」とキャプションを付けた。

バイデン候補は、年収40万ドル（約4200万円）未満の納税者には増税しないと公約し年収40万ドル以上の富裕層は増税。さらに法人税を21%から28%に引き上げるなどの税制案を掲げている。バイデン候補の税制案が実現すればポンプのような高額所得者は増税されるのでトランプ支持に回ったということか。

先週、50セントは同じ理由でトランプ氏を支持していることを確認した。 バイデン候補は、法人や年間40万ドル(約4200万円)以上の所得がある人の税率を引き上げることを公約に掲げており、個人の連邦税率を39.6％から37％に引き下げた2017年のトランプ大統領の税法の一部を元に戻すことを計画している。バイデン候補が大統領になるとポンプの税金が現在よし増えることを嫌ったということのようだ。

ラッパーの50セント（45）も「20セントにはなりたくないね。62％は非常に、非常に、非常に、悪い考えです。嫌いだ」とツイートした。しかし、元恋人の女優でLGBTの活動家チェルシー・ハンドラー(45)に非難され、トランプ支持を引っ込めたようで25日(現地時間)、「Fu*k ドナルド・トランプ、彼を好きになれなかった」などとツイートした。