アレック・ボールドウィン「引き金を引いていない」の主張に米俳優が「でたらめ」と非難

米FoxNews（電子版）によると、シュナイダーは「本気なのかアレック？」と題した１８分のビデオでこの件についての考えを語った。

シュナイダーは、インタビューは「アレック・ボールドウィンを気の毒に思わせるために作られたものだ」と主張し、インタビュー中に涙目で感情的になっていた俳優の反応は 「でたらめ」だと主張した。

そして「銃が勝手に暴発するような世界はありえない。私たちをどんなバカだと思っているんだ。ハッチンスは亡くなっている。彼らの家族は謝罪を受けていないし、私の意見では、正義も答えも得られていない」と訴えた。

シュナイダーは、「ラスト」の誤射事件を、いじめっ子が子供を遊び場のブランコから突き落として大けがをさせたケースに例えて説明した。「いじめっ子は何と言うだろう？『俺は押していない！押していない』と言うでしょう。最初に言うのは『知らなかった。何が起こっているのかわかりませんでした』と言うでしょう。それがうまくいかないと、武器をチェックすることになっているのに、『私は引き金を引いていません』と大胆にも言ってしまうのです」と語った。

たとえ弾が入っていないと言われても、武器を手渡されたときに確認しないのは「やはり許せない」といい「誤って引き金を引くのはとても簡単だ」と語った。 また、シュナイダーは、インタビューしたステファノプロスに対して、「信じられないほど恥ずかしい。なぜ、あなたはこのでたらめを存続させているのか」と語った。

ボールドウィンはインタビューの中で、「私は引き金を引いていません。私は誰かに銃を向けて引き金を引くようなことはしません。絶対に」と語り、銃が発射される前に、カメラのすぐ外、彼女の脇の下に向けて銃を向けるように頼んだのは、ハッチンス自身だったと語った。
ボールドウィンは、今回の銃撃事件で自分が刑事責任を問われることはないと考えていると述べた。「保安官事務所とは何度も話をしました。私は何も隠すことはありません」と語っている。いずれにしても警察の捜査とハッチンスさんの夫による不法死亡訴訟の成り行きが注目される。

■セレブ仲間はボールドウィン支持を表明

アレック・ボールドウィンが「ラスト」の撮影現場で起きた銃撃事件について初めて座ってインタビューを受けたことを受けて、セレブたちがSNSでボールドウィンへの支持を示した。ボールドウィンの妻ヒラリアが「この俳優を愛している」と語ったことで投稿のコメント欄にはセレブ仲間からの支持が殺到した。

女優のマリル・ヘナー（６９）は「とても素晴らしい言葉！ オー・マイ・ゴッド！私はあなたたちをとても愛しています！」とコメントした。
俳優で劇作家のレスリー・ジョーダン（６６）は、「強く生きてアレック。私たちはあなたとあなたの美しい家族を愛しています」とコメントした。
テレビ司会者のディナ・ローハン（５９）もコメントを寄せ、「あなたとあなたの奥さんと家族を愛しています。"家はあなたの心があるところ "と以前言っていましたよね…愛と光を送っています」と書いいた。
女優のアン・ヘッシュ（５２）は「友よ、私たちの人生にコントロールできないことが起こっても、私はあなたと共にあります。あなたの魂の優しさを知っているから」とコメント。アン・ウェルシュは「痛みは過ぎ去る。今年は大変な年だったから」とつづった。