ニコール・キッドマン主演「ベイビーガール」 ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞主演女優賞受賞 米「タイム」誌2024年ベスト映画1位

(2024年12月6日11:30)

ニコール・キッドマン主演「ベイビーガール」 ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞主演女優賞受賞 米「タイム」誌2024年ベスト映画1位
「ベイビーガール」の場面写真

オスカー前哨戦のナショナル・ボード・オブ・レビュー賞が4日(現地時間)発表され、 ニコール・キッドマンが「ベイビーガール」で主演女優賞を受賞した。また、米「タイム」誌が選ぶ 2024 年のベスト映画にて同作が1 位を獲得した。

昨年の第95回アカデミー賞で作品賞ほか 7 部門を受賞した『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』や、第96回アカデミー賞で国際長編映画賞・音響賞を受賞した『関心領域』など、数々の話題作を世に送り出してきた映画スタジオ・A24 が、ニコール・キッドマンを主演に迎え、北米公開を目前に控える最新作『ベイビーガール』。
愛する夫と子供、キャリアと名声のすべてを手にした女性 CEO。唯一満たされない欲望を、生意気な年下インターンによって暴かれていく様を、行き先不明のスリリングな展開と大胆な官能で描く。逆転する立場、加速する駆け引き、さらけ出される本音と初めて知る悦びなど、新時代のエロティック・エンターテインメントが誕生した。

「タイム」誌は、「今年もっとも恍惚として、魅了される映画。本当の自分を知る悦びを描いている」としたうえで、「私たちは女性の欲望について知らないことが多すぎる。それを誰も語ろうとしないが、監督はそこにあえて踏み込んだ」と絶賛した。

脚本の構想段階から、キッドマンにあてがきされた本作。海外メディアも「ニコール・キッドマンのすべてを賭けた、これ以上の演技は思い浮かばない!」(Time Out)、「キッドマンが生々しく大胆不敵で、そしてとにかく刺激的!」(Vogue)と最大級の賛辞を贈っている。来たる第97回アカデミー賞主演女優賞の有力候補の一人といわれている。

美しさと野心を兼ね備えた主人公のロミーにキッドマン。ロミーに近づく生意気な年下インターン、サミュエルを演じるのは、『逆転のトライアングル』でのモデル役カールが記憶に新しく、『キングスマン:ファースト・エージェント』や『アイアンクロー』などの話題作への出演が相次ぐハリス・ディキンソン。
愛情深いロミーの夫であるジェイコブには、『ペイン・アンド・グローリー』で数々の栄えある賞を受賞したアントニオ・バンデラス。他には、主演を務めた『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』で新進女優の仲間入りを果たしたソフィー・ワイルドがロミーに憧れる部下、エスメを演じる。

【ストーリー】
NY で女性 CEO として、大成功を収めるロミー。舞台演出家の優しい夫ジェイコブと子供たちと、誰もが憧れる暮らしを送っていた。ある時、ロミーは一人のインターンから目が離せなくなる。彼の名はサミュエル、ロミーの中に眠る秘密の欲望を見抜き、きわどい挑発を仕掛けてくるのだ。行き過ぎた駆け引きをやめさせるためにサミュエルに会いに行くが、逆に主導権を握られ 2 人のパワーバランスが逆転していく。二度と引き返せない誘惑ゲームの行方は…?

【クレジット】
監督・脚本:ハリナ・ライン
キャスト:ニコール・キッドマン、ハリス・ディキンソン、アントニオ・バンデラス、ソフィー・ワイルド
配給:ハピネットファントム・スタジオ 原題:Babygirl
2024 年|アメリカ|ビスタ|5.1ch|114 分|PG12|字幕翻訳:松浦美奈
公式 HP:https://happinet-phantom.com/babygirl/ 公式 X・公式 Instagram:@babygirlmoviejp
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3 月28 日(金)TOHO シネマズ 日比谷ほか 全国ロードショー