ジャスティン・ビーバー、ドキュメンタリーで告白「自死を考えたときがあった」

米サイト「TooFab」によると、10月30日(現地時間)に公開されたドキュメンタリー「Justin Bieber：Next Chapter」で、ビーバーは10代でスーパースターになってから今までを振り返った。ビーバーはその一部を自身のインスタグラムに投稿した。(上の動画)

「15歳のとき私はとても多くの人に囲まれていました」とビーバー。「何百万人もの聴衆がいましたが孤独を感じていました。誤解を感じました。傷ついたと感じました。どうなるのか分からなかった。私は自分の人生が嵐の中で失われるとは思っていませんでした。こんなものに吸い込まれるとは思ってもいませんでした」という。

「とても卑劣な人がたくさんいました。ある人は『君は女の子のみたいだ!』といった。私は気にしなかったようにふるまったが、悩みました」。

ビーバーは、いじめが自分にどのような影響を与えたかについて語り、その連鎖が人生を終わらせることを考えさせたこともあったことを打ち明けた。

「私は本当に本当に、自殺を考えるような状態になったときがあった」という。「この痛みは消え去ることがないのだろうか?と考えました。痛みはとても一貫していました。私はただ苦しんでいました」などと語った。

しかし、ビーバーは最終的にそれを乗り越え、信仰と妻のヘイリー・ビーバーが暗闇を克服するのを助けてくれたという。

「私は今最も充実しているし、最も安定していると感じるし、最も安全と感じる、私は最も自信を感じる」と現在の生活について語った。「人生で初めてとても安心しています。神が私に誰を呼んだのか、私がどこにいるのか、どこにいるべきかをわかるような気がします」という。

ドキュメンタリーの最後で、ビーバーはティーンエイジャーのときに経験したのと同じような精神的健康上の問題を経験しているかもしれないファンにアドバイスを送った。

「『寂しい思いをしているなら話して。大きな声で言って』と言って励ましたいと思います。そこには自由があります。私は多くの痛みを避けることができたはずです」

同サイトは、「あなたやあなたの知人がうつ病に苦しんでいるか、自傷行為をしたり、自死を考えていた場合は、助けを得てください。全米自殺予防ライフラインは、苦しんでいる人々に24時間365日無料の機密サポートを提供します」と呼びかけた。