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マリリン・モンローの巨大な像がパームスプリングスに復活して物議 撤去署名運動も

(2021年5月17日12:50)

マリリン・モンローの巨大な像が、パームスプリングに復活して話題を呼んでいる。そうしたなかモンローのお尻が博物館の正面玄関を向いていることなどが問題になり撤去嘆願の署名運動も起きているという。パームスプリングスの「モンロー騒動」とはーー。

米サイト「TMZ」によると、高さ26フィート(約8m)、重さ2400ポンド(約1トン)のステンレス製のモンロー像は、「フォーエバー・マリリン」(永遠のマリリン)と名付けられ、7年間の休止期間を経て米カリフォルニア州パームスプリングスに戻ってきた。パームスプリングス美術館の入り口前にそびえ立っている。
モンローの主演映画「7年目の浮気」(1955年)で有名な、通気口の上で風に吹き上げられ舞い上がるスカートを両手で抑えるシーンを再現したもので、スワード・ジョンソンよって製作された。

この像は、2012年に砂漠のリゾート地パームスプリングスに登場し、2年間同市の主要な観光スポットとしての役割を果たした。そして今、モンロー像を復活させることで、パームスプリングスが観光地として人気を呼ぶことを期待しているという。

そうしたなか、モンロー像設置に非難の声も上がっているという。地元の関係者は、マリリンのお尻が博物館の正面玄関を向いており、博物館を訪れるたびにマリリンのお尻を目の当たりにしなければならない何千人もの生徒のことを心配しているという。

撤去を求める署名活動も起きているという。モンロー像はスカートがめくれ上がるのを盗撮することを奨励するもので、ひいては性的目的で人を食い物にする行為を助長するもので明らかに不適切だと主張しているという。モンローは1962年8月5日、36歳の若さで死亡し、睡眠薬の過剰摂取による自殺と発表されたが、陰謀説も根強く残っている。謎の死から間もなく59年になるが、いまだに騒動を巻き起こすのは「永遠のマリリン」ならではのようだ。