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ハリウッド特急便
ブラッド・ピットがSAG助演男優賞受賞のスピーチで“離婚ジョーク” 「出会い系サイトのプロフィールに加える」
(2020年1月20日)
ブラッド・ピット(56)がゴールデングローブ賞に続いて第26回SAG(全米映画俳優組合)賞で助演男優賞を受賞した。受賞のスピーチでアンジェリーナ・ジョリー(44)との離婚についてジョークを言って出席者を笑わせたという。
映画・テレビ俳優が加盟する労働組合ASG(スクリーン・アクターズ・ギルド=全米俳優組合、組合員数約12万人)が主催するSAG賞の授賞式が19日(現地時間)、ロサンゼルスのシュライン・オーディトリアムで行われ、ブラッド・ピットが「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ア・ハリウッド」で助演男優賞を受賞した。
米芸能サイト「レーダーオンライン」によると、ブラピは受賞スピーチで「この賞をティンダーのプロフィールに加えよう」といって出席者の爆笑を誘ったという。「ティンダー」は「社会的つながりを作り出すサービス」を提供するアプリで出会系の「デートアプリ」としても人気があるという。アンジェリーナ・ジョリーとの離婚をジョークにしたもので、授賞式には元妻の女優ジェニファー・アニストン(50)も出席していた。
ブラピはさらに映画の役柄を引き合いにだして「正直に言ってとても難しい役だった。ハイになってシャツを脱いで、そして彼の妻と折り合わなくなる。とても長い時間だった」といい、トム・ハンクスは拍手し、ジェニファー・アニストンも笑顔を見せたという。ちなみにアニストンは「The Morning Show」で同賞のテレビ部門(ドラマシリーズ)の女優賞を受賞した。
ブラピはジョークで笑わせた後に「みんなが私の仕事を高めてくれた。私もあなたたちにとってそうであったことを願っています」と続け、仲間の俳優たちに敬意を表明することを忘れなかったという。
映画部門の賞ではブラピの助演男優賞のほかにキャスト賞に韓国映画の「パラサイト」、ホアキン・フェニックス(「ジョーカー」)が主演男優賞、レネ・ゼルウィガー(「ジュディ 虹の彼方に」)が主演女優賞、ローラ・ダ―ン(「マリッジ・ストーリー」)が助演女優賞と、演技賞部門はゴールデングローブ賞と同じ顔ぶれになった。SAG賞はゴールデングローブ賞(1月5日)とアカデミー賞(2月9日)の間に行われ、アカデミー賞のアカデミー会員とメンバーが重なることが多いためアカデミー賞を占う賞としても注目されている。
■映画部門の受賞
〇キャスト賞 「パラサイト」
〇主演男優賞 ホアキン・フェニックス「ジョーカー」
〇主演女優賞 レネ・ゼルウィガー「ジュディ 虹の彼方に」
〇助演男優賞 ブラッド・ピット「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」
〇助演女優賞 ローラ・ダ―ン「マリッジ・ストーリー」
〇スタント・アンサンブル賞 「アベンジャーズ/エンドゲーム」
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