ホワイトハウスがメーガン・マークルのインタビューに異例のコメント「勇気を見せた」

メーガン・マークル（39）が米CBSの対談番組で人気司会者オプラ・ウィンフリー（67）のインタビューに「息子アーチーを妊娠した当初、彼の肌がどれだけ黒いかを懸念する会話があった」と英王室の人種差別を告発するなどショッキングな証言をして波紋が広がっているが、放送から一夜明けた8日（現地時間）、ホワイトハウスの報道官は「勇気を見せた」とマークルとハリー王子（36）に拍手を送ったという。

米サイト「TMZ」によると、ホワイトハウスのジェン・サキ報道官は８日（現地時間）のブリーフィングで記者からマークルが「息子の肌の色を懸念する会話があった」と英王室の人種差別を告発したことについて、バイデン大統領とファーストレディのジル・バイデンから何か反応があったかについて質問されたという。

サキ報道官は、バイデン夫妻が実際にインタビューを見たかどうかについて言及しなかったが、「誰もが名乗り出てメンタルヘルスとの闘いについて話し、自分の個人的な話をすることは、勇気がいることであり、それは大統領が信じていることであり、彼らが将来的にも関わっていくこれらの分野に資本を投入する重要性について話しています」と語った。米国では昨年5月、黒人男性ジョージ・フロイドさんが白人警官に首を膝で押さえつけられ死亡した事件をきっかけに人種差別問題に抗議する「＃BlackLivesMatter」(黒人の命も大切だ)の運動が広がっていて重要な社会問題になっている。
一方でサキ報道官は、英国を刺激しないよう英国との「強く揺るぎない関係」を強調したという。

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