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ハリウッド特急便
ブリトニー・スピアーズVSサム・アスガリ 婚前契約修正をめぐり攻防 ブリトニーが数千万円支払いか
(2023年8月23日7:00)

ブリトニー・スピアーズ(41)と俳優のサム・アスガリ(29)の離婚をめぐって、婚前契約にはなかった金銭的問題が浮上しているという。米メディアが報じた。
米TMZによると、サムが家を出て行ったとき事態は険悪になり、それ以来2人は口をきいていないと関係者が明かした。「今後、2人の間で行われるすべての交渉、その他の仕事は、2人の法律チームが行うことになると聞いています」(同関係者)。
サムはブリトニーが自宅でスタッフと浮気していると疑い、ブリトニーと大喧嘩になり家を出て、裁判所に離婚を申請した。
サムは24日(現地時間)、離婚に関する声明をインスタグラムに投稿し、「6年間の愛と互いへのコミットメントを経て、僕と妻は一緒に旅を終えることにしました」としながらも「クソ・ハプニング(S*** happens)」と言及したことで、ブリトニーとの関係の終わり方に誠意が欠けていると非難されたという。
ブリトニーはインスタグラムで「みんなが知ってる通りに、ヘサム(サム・アスガリの実のファーストネーム)と別れたの…6年間というのは誰かと一緒にいるには長い期間だから、ちょっとショック…でも説明するつもりはないわ! 他人には関係ないことだから!!!」 と心境を吐露した。
一方、婚前契約を見直さなければ、ブリトニーの「恥ずかしい秘密を公開する」と脅迫したと報じられたことに,サムは「婚前契約を見直すよう要求したことはない」、「元妻を脅迫したこともない」と否定した。
ブリトニーとサムとの婚前契約では、離婚に至った場合7000万ドル(約102億円)といわれるブリトニーの財産は保全され、サムには何も残さず、配偶者扶養など金銭を用意する必要はないことになっているという。また「広範な守秘義務条項」があり、サムがブリトニーとの関係について話すことを禁じているという。
サムのものになるのはブリトニーからもらったプレゼントと車だけだという。だが、情報筋によると、ブリトニーがサムに多額の小切手を書かざるを得ないだろうという。
サムの弁護士ニール・ハーシュ氏は、配偶者扶養を求める書類を提出。婚前契約ではそのようなサポートは除外されていることから、ハーシュの動きは婚前契約への異議申し立てを示唆している。この離婚申請書には他にも、共同財産と準共同財産についての記述があるという。
もし婚前契約書の異議申し立てに成功すれば、秘密保持条項には強制力がなくなる可能性があり、ブリトニーにとっては脅威になる。そのため、「サムはブリトニーとの関係、口論、彼女の課題など、数多くの直接的な知識を持っていて、もしそれが公になる可能性があるのなら、ブリトニーは安心のために喜んでサムにお金を払うでしょう」(関係者)。
ブリトニーとサムの弁護士が交渉し、ブリトニーはサムに数十万ドル(数千万円)の小切手を書いて終わりにするのではないかと関係者は予想している。その和解には、秘密保持条項が含まれ、もしサムが違反した場合、サムは手にしたお金を返却しなければならないという。離婚が正式に成立するまでには舞台裏でひと波乱起きそうだ。