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映画
トム・クルーズ「ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング」の特別映像公開
(2025年2月11日10:30)

トム・クルーズのシリーズ最新作「ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング」の最新映像が9日(現地時間)に行われたスーパーボウルのキックオフ前に公開された。
フィラデルフィア・イーグルスがカンザスシティ・チーフスを破った日曜日の夜に初めて公開された特別映像は、トムが激走するシーンから始まり、海に沈む潜水艦や謎のドームが立ち並ぶ雪原、そして空を駆けるセスナ機などが映し出され、過去の有名なワイヤーで宙吊りになるシーンなどミッション・インポッシブルに挑戦するトム演じるイーサン・ハントが映し出され、クライマックスでは、空中で急旋回するセスナ機に振り落とされないようにしがみつく究極の危険なアクションに挑戦している。クルーズは自身のインスタグラムでも同映像を公開した。同作は5月23日、日米同時公開される。
米サイトPageSixによると、トム・クルーズはスタントを自分でこなすことで知られているが、それで撮影中に限界に達することがあるという。第8作「ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング」で、クルーズは、自分の演じるイーサン・ハントが1930年代の複葉機につかまらなければならないシーンがあり苦労したという。「顔さらして時速190~200キロ以上で飛行していると、酸素が供給されない」と、最近の「Empir」のインタビューでクルーズは語った。「だから呼吸の仕方を訓練しなければならなかった」と、62 歳のクルーズは付け加えた。「意識を失うこともあり、コックピットに戻ることができなかった」という。
シリーズの過去3作とともにこの映画の脚本と監督を務めたクリストファー・マッカリーは「この映画には、脳が溶けてしまうようなスタントがあります。アフリカでは、トムが外出して、これまでやったことを超える何かをする日がいつでもあるでしょう」と語った。「ストレスを考えると本当に吐き気がします。強烈でした」と語ったという。
8作目には、サイモン・ペッグ(ベンジー・ダン役)、ヴィング・レイムス(ルーサー・スティッケル役)らお馴染みのメンバーに続き、前作「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」からのヘイリー・アトウェル(グレース役)、ポム・クレメンティエフ(パリス役)、イーサイ・モラレス(ガブリエル役)も続投する。
「ファイナル・レコニング」が同シリーズの最後の映画になるかどうかは公式発表されていないが、クルーズが次の2作で「ミッション:インポッシブル」のキャラクターの若いバージョンを演じる俳優を探しているという噂もあるという。「トップガン マーヴェリック」で共演したグレン パウエル (36) がクルーズの代わりを務めるという報道もあったが本人は否定しているという。