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コロナ感染経験者の住吉美紀アナ、ワクチン1回接種で「抗体価167倍に上がった」 検査報告書インスタ公開
(2020年5月5日)

昨年4月に新型コロナウイルスに感染して入院したコロナ経験者で元NHKのフリーアナウンサー、住吉美紀(48)が22日、自身のインスタグラムでワクチンを1回接種した後に、抗体価が167倍に上がったことを報告した。コロナ感染者の治療に役立てるために「血漿提供」をすることを明らかにした。
住吉アナは「自分にとって、勇気が出る知らせ」として、先月受けた「COVID-19(新型コロナウイルス)回復者血漿の採取と抗体価・活性に関する研究」の抗体検査の結果を公表した。研究のために国立国際医療研究センターに血液を提供していたという。
「ワクチンを1回摂取した後の抗体価が物凄く上がっていて、びっくり。罹患経験者はワクチン1回でかなり抗体価が上がるというのが、私の場合はがっつり該当したようだ」という。
「罹患9ヶ月後の、1月の血液検査の時に比べてなんと167倍の値に。わーお」と驚いた。
「ということで、やっと、ちゃんと研究や治療の役に立てそうだ。よかった。血漿提供するぞ〜自分の血漿やそこから作った血清でいま罹患中の方の治療に役立てることを祈って」とつづった。
■住吉アナが公開した「COVID-19に関する抗体検査の結果について」報告書
住吉アナは、「抗体価測定結果」と「COVID-19に関する抗体検査の結果について」と題した報告書の写真をインスタグラムで公開した。
「抗体価測定結果」は今年1月25日付のものと7月27日付の「抗体価」が棒グラフで記録されているが、約167倍に大幅に上昇しているのが分かる。
そして報告書は「先日は、「COVID-19回復者血漿の採取と抗体価・活性に関する研究」にご参加頂き、ありがとうございました。今回の結果についてご連絡します」とした上で「検査の結果、あなたは血漿採取(献血)の対象に該当します」と書かれている。
さらに「抗体価測定結果」として「あなたの抗体の量を測定した結果を棒グラフで示しています。棒グラフが高いほど、抗体の量が多いことを示しています。この研究では抗体の量を示す値が0.939(×102)の値は、これまでの測定結果を基に、決定しています。中和活性は、ウイルスを不活化させるための抗体の活性のことで、活性が高いほど、少ない交代でウイルスを不活化させることができます。また、抗体価と中和活性はおおよそ相関していると考えられていますので、抗体価が高い場合は感染を抑制する能力も高いと考えられます」としている。
■昨年4月に感染「絶望してしまいそうな瞬間もあった」
吉住アナは昨年4月16日に発熱。同19日に都内の医療機関で肺炎と診断されて入院。その後PCR検査を受けて同22日に陽性と判明した。同年5月3日に退院を発表。4日に休業していたパーソナリティ―を務めるTOKYO FM「Blue Ocean」(月~金曜午前9時)にメッセージを寄せて「いやはや本当に大変な2週間でした。これがピークかと思うともっと大変な症状がまだ待っている。いったいいつ終わるのだと絶望してしまいそうな瞬間もあった長いウイルスとの闘いでした。想像以上でした」などと闘病生活について明かしていた。