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ハリウッド特急便
(2022年9月30日12:15)
ジョニー・デップ(59)と元妻アンバー・ハード(36)の名誉棄損裁判を映画化した米「Tubi.TV」の「ホットテイク:デップ/ハード裁判」(原題:Hot Take: The Depp/Heard Trial)の予告編が公開された。予告編ではデップ役の俳優がハード役の女優にジェームズ・フランコ(44)との関係を追求するシーンがあり波紋を広げている。
米紙ニューヨーク・ポスト(電子版)によると、30日(現地時間)公開の同作は、米ストリーミングサービスTubiが新たに制作したドラマ仕立ての映画で、メーガン・デイヴィスがハード役を、マーク・ハプカがデップ役を演じている。
この裁判では、モデルのケイト・モスを含むデップの元恋人たちが証言している。モスはデップが彼女を虐待していたというハードの主張を否定したが、別の元恋人エレン・バーキンはは、デップの一部の人々への扱いは暴力的だったなどと主張した。この裁判では、俳優のジェームズ・フランコやジェイソン・モモア、その他多くの有名人が言及されている。
予告編では、ハプカ演じるデップがデイヴィス演じるハードに「ジェームズ・フランコとまたやるのか」と言い、デイヴィス演じるハードが「あなたも彼に嫉妬している?」と言うシーンが登場する。
6週間にわたる裁判の中で、ハードは、2014年5月、ボストンからロサンゼルスへのフライト中に、デップはハードがフランコと「密かに関係を持っている」と疑い彼女の背中を蹴ったと主張していた。ハードは「彼はジェームズ・フランコが大嫌いだった」と主張。「私が過去にフランコと『パイナップル・エクスプレス』で共演したことがあるから、彼と関係があると非難していた」などと主張した。
さらに2015年の作品でフランコとキスシーンを演じたことで、デップがハードを「ふしだら女」と呼んだと主張した。
今のところ、デップもハードも、二人の混乱した法廷での裁判を描いた近日公開の映画についてコメントを出していない。
裁判は6月の評決で、ハードに対して1035万ドル(約14億9700万円)の賠償の支払いを命じた。デップにも損害賠償支払いが命じられたが200万ドル(約2億9000万円)にとどまった。双方が評決を不服として上訴している。